ラノベの話題

ラノベの話題。

オーバーロード丸山くがね著の評判が良いので、購入するか悩み中。
で、ネットに雛形と言うか、書籍になる前のプロトタイプがあるとの事で、メモ。

まおゆう魔王勇者」も、そうだけど、ネットから新人作家さんが出てくる時代と言うのを痛感する。始まりとしては、ラノベ扱いではないけど、「電車男」以降の流れでしょうかね。

で、ラノベは、実はイラストが趣味じゃない(ロリオタ風が多過ぎる)のが多いのだけど、そこを目を瞑ると、面白いのが多いですね。
基盤としてのSFネタ、アニメネタ、ファンタジーネタ、ITネタを知らないような、精神的な老人だと、面白くないだろうけど(苦笑) まぁ、自分がガキの精神状態なんで好きなのもあるのは認める。

まおゆう魔王勇者
・よろず占い処 陰陽屋へようこそ(ドラマ化された)
東京レイヴンズ陰陽師ネタですが、if 世界での陰陽庁がある話)

などは、自分としてはオススメかなぁ。
まおゆうと東京レイヴンズは、コミカライズも出てるのでオススメかもしれない。
あぁ、古いけど、灼眼のシャナも好きであります。

特にまおゆうの小説版は、グイン・サーガ栗本薫がやろうとして失敗した、「会話だけで進める手法」(すいません、読んでて辛かったのよね)を、成功できたと言う点と、固有名詞の無い「キャラ」、テンプレートとしての「勇者」「魔王」「騎士」「証人」などのドラクエを始めとするRPGのキャラ設定を元にすることで、説明を省くと言う手法も使われているので、大きな変化を感じます。マンガやアニメだと、この凄い部分が見えなくなるので、小説版は確実に読んだほうが良いと思いますね。

アラフィフの自分としても、ハヤカワ文庫や創元推理文庫ソノラマ文庫、だいぶ後だけど、富士見書房などを出版物を味わってきたけど、今の新しい才能、作者はラノベからだよね。あとは、一部が児童文学かなぁ、「香月日輪」氏は、児童書の「地獄堂霊界通信」が元ですもんね。


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